デザイン重視?機能重視?カーテン選びのポイントとは!
2665 view
お部屋の暑さ・寒さ対策や、目隠しにも役立っているカーテン。シーンにあった機能やデザインのものを選ぶことでより快適に暮らせます。
この記事ではカーテンの選び方のヒントをご紹介します!
カーテンを形で選ぶ
●ドレープカーテン
厚手の布で仕立てられ、カーテンレールに通して使うものがドレープカーテンです。様々な色・柄・素材から選ぶことができ、選択するものによって部屋の印象がガラッと変わります。
遮光・防炎がドレープカーテンの主な機能です。この記事の後半部分で説明します!
●レースカーテン
ドレープカーテンとセットで使われることが多いのがレースカーテン。主な機能は目隠しです。レースカーテンがなくドレープカーテンのみで使用する場合、カーテンを閉めると室内が暗く開けると外からの目線が気になる…という状態になります。レースカーテンをつけることで室内への採光も確保しながらプライバシーを保って暮らせます。ミラー効果という外から見えにくくする機能を高めたカーテンもあるので、人通りの多い道路に面している場合などは重宝します。
●ブラインドカーテン
木やアルミで作られているスッキリとした印象のブラインドカーテン。オフィスや病院などでよく見かけますね。見た目のスッキリさやスタイリッシュさがブラインドカーテンの魅力です。ドレープカーテンとの大きな違いは「採光」「通気性」を調節できるところ。ブラインドの羽根を動かすことで調節できる点が便利ですが、1段1段にほこりがたまってしまうため掃除の手間が少し増えます。
●ロールスクリーン
ロールスクリーンとは、ロール状の布を窓枠の上部に設置し、その布を上下させるタイプのカーテンです。コンパクトに収納できることや布が床につかないのでほこりがたまらないことが魅力ですが、カーテン自体を丸洗いすることは難しいです。
カーテンを機能で選ぶ
●遮光
遮光カーテンとは、光を遮り室内を暗くするカーテンです。どのくらい光を遮ることができるか(=遮光率)によって3つの等級に分かれています。
等級 | 遮光率 | 状態 |
遮光1級 | 99.99%以上 | 人の顔が認識できないレベル |
遮光2級 | 99.80~99.99%未満 | 人の顔あるいは表情がわかるレベル |
遮光3級 | 99.40~99.80%未満 | 人の顔はわかるが事務作業には暗いレベル |
私は遮光2級のカーテンを使用していたことがありますが、カーテンをしっかり閉めた際に朝日に気づかず寝坊ギリギリまで寝てしまったことがあります。部屋に入る太陽光が減ることで夏でも涼しく過ごせそう!という理由で遮光カーテンを購入しましたが、思わぬ落とし穴でした…。(それ以降は寝坊防止のためにカーテンの隙間を少し開けていました!)
ですが、睡眠の質を高めたい方や夜勤があって明るい時間帯に睡眠をとりたい方にとっては素晴らしいカーテンだな、と思います。また、夏の室温については遮光なしのカーテンよりは確実に涼しく過ごせますし、インテリアの日焼け防止にもつながるので総合的には遮光カーテンにしてよかったと思います。
●遮音・吸音
音を遮る・音を吸収するカーテンをそれぞれ遮音・吸音カーテンと呼んでいます。音が通りにくい特殊な素材で作られており、素材の密度が濃い(=重たい)ほど防音効果が高まります。基本的に「内から外へ向かう中高音域の音」に効果的です。中高音域の音とは、女性の声・ピアノ等の楽器音・子犬の鳴き声などです。部屋内の音を外部に響かせたくない方にはオススメですが、近所の工事や工場から発生する低い音を遮りたい方にはイマイチということになります。また、カーテン以外にも床や壁紙でできる防音対策もありますので合わせて実施することで効果が高まります。
●遮熱・断熱
遮熱・断熱カーテンとは、高い断熱効果を持ったカーテンのことです。窓から出入りする熱エネルギーを小さくすることで、冷暖房効率がアップしお財布にも環境にもやさしく暮らすことができます。夏の西日がよくあたる西側の窓にピッタリですね。
断熱については下記の記事で詳しく書かれていますので気になる方はご覧ください。
まとめ
このように、カーテンとひとことで言っても形や機能など様々です。上記で紹介したもの以外にも、防臭やUVカットなど嬉しい機能を備えたものもあります。デザインを重視するもよし、機能を重視するもよし、おうち時間を快適にするためのカーテンを探してみてくだささい♪