
「新築一戸建てで後悔したこと」の年間トップ10を発表!先輩たちが後悔したことは?
マイホームには絶対にウォークインクローゼットが欲しい! 玄関の収納やキッチンの収納を充実させたい……などなど、家づくりにはさまざまな理想やこだわりがつきものです。
しかし、それを全部叶えたからといって“後悔しない家”になるかというとそうでもないらしく……。
一世一代の大きな買い物だからこそ後悔したくない! という方に大人気な「新築一戸建てに関するちょっとした後悔」をランキング形式でご紹介!
家づくりの参考になること間違いなしの先輩たちの体験談を、ぜひわが家の家づくりの参考にしてくださいね!
さっそく第10位から発表していきます!
第10位 新築一戸建てで後悔したこと「カウンターキッチン」編

賃貸ではなかなか選べないからこその理想や憧れが高まるキッチンですが、だからこそ失敗はしたくないものです。
一番人気といっても過言ではない「カウンターキッチン」ですが、それでもちょっとした不満を感じるポイントはあるのだそう。背面に置いた冷蔵庫との間のスペースづくりや、コンロの配置にちょっとした後悔が……。
カウンターキッチン背面の冷蔵庫スペース位置に要注意!
カウンターキッチンの冷蔵庫置き場を柱の関係で奥側に設けた結果、通路幅が冷蔵庫扉から約80cmしかなくって調理中に家族とすれ違う際に狭くて不便に感じています。家族みんなが使う冷蔵庫は、奥側ではなく通路側に置けばよかったなと後悔してますね。
やっぱりコンロの前は壁にするべきだった
家づくりは建築士にすべて任せました。でもキッチンだけは自分で選ぶよう勧められてしまって、人気のカウンターキッチンを採用。収納の吊戸棚は不要と判断し、広さやテレビ視聴のしやすさからフルオープンを選んびました。だけど実際は油はねや音、汚れが目立つなどの不便さがあってコンロ前に壁を残した方が良かったと今も思っています。
注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと【アイランドキッチン編】>>
第9位 新築一戸建てで後悔したこと「エコキュート」編

初期投資とランニングコストを検討するのが難しい、予算が数十万以上変わってしまう……といった理由から、導入を迷う方が多いのが電気給湯器「エコキュート」。そんなエコキュートの導入してよかった!& ちょっとした後悔をご紹介。光熱費が下がった!とよろこぶ方がいる一方、節約意識が下がった、など意外な後悔が……。
家の外側にそれなりに場所が取られる
エコキュートのタンク、写真で見ていた時はそこまで大きいと思わなかったのですが、実際に取り付けられると結構大きい……。しっかり視界に入る感じです。裏側への通路の導線上に置いてあるので、横を通るときにちょっと狭くなるのも不自由。家の外観にこだわりがあって、焼杉を使うなどしていることもあり、外観を隠してしまうこと、イメージが合わないことに今さらながらちょっと不満があります。もう少し目隠しなり、しっかり検討して場所も配置すればよかったな……ということが唯一の後悔です。
第8位 新築一戸建てで後悔したこと「シューズクローク」編

人気の「シューズインクローゼット」。大容量の収納はシーズンのものを収納するには便利そうだし、整理もしやすそう!でも実は意外な後悔も。スッキリとしすぎた玄関は現実的じゃない!棚が多すぎて収納に不便に……
棚を細かく仕切りすぎちゃった
夫も私も靴は大好き!で娘2人の分もとなると増えると考え、戸建て建築時に特注のシューズインクローゼットを作ってもらいました。靴用に棚を細かく調整し、150足以上も収納できてとても満足でした。でも問題が1つあってゴルフバッグや段ボールなど靴以外の収納の方が実際には多くて棚の高さが低すぎるうえに固定されているので取り外すこともできなくて不便だと感じているところもあります。シューズクロークとはいえ、靴だけ収納という考えではなく、様々なものが収納できるように考えるべきでしたね。
臭い対策に、ドアはつけない方が良かったかも……。
シューズインクローゼットを付けた理由は、お客さんを招いた時に靴だらけではなく、すっきとした玄関にできることがとても魅力的だったんです。掃除に自信がなかったのでとりあえず押し込んでしまえば隠せる場所を確保しておきたかったんですよね。しかも一見収納場所ということが分からないような扉も付けてすっきりとした印象を演出できたのですが……。実際はそこまで来客があるわけでもないし、閉め切っていると換気ができなくて臭いが気になるしで見栄よりも毎日の生活を重視するべきだったかもしれません。
第7位 新築一戸建てで後悔したこと「ランドリールーム」編

雨の日や天気の悪い日が続くと欲しくなる「ランドリールーム」。洗濯がとても快適になったとの声も多数!しかし、家族の洗濯スタイルに合わせてつくらないと、無駄なスペースとなってしまうことも。やはり天日干ししないと、というお宅では、どんな後悔があったのでしょうか。
結局天日干しするなら
女性設計士さんに「家事がしやすい家」を依頼しまして家事導線を意識した工夫満載の間取りとなりました。でも正直ランドリールームだけは不要だったと感じています。理由は私が天日干し派で、アイロンもリビングでまとめてかける方が自分の洗濯スタイルに合っていたんですね。ランドリールームは広いスペースを必要としますし、家族や家事を担う人の優先度によって評価が分かれると思うので実際の洗濯スタイルを踏まえて導入を検討すべきだと思います。
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第6位 新築一戸建てで後悔したこと「ウォークインクローゼット」編

一戸建てを買うなら、絶対に「ウォークインクローゼット」は外せない! という方は少なくないですよね。洋服選びがラクになる、大きな荷物が収納できる……などなど、メリットは盛りだくさん。しかし、見落としがちなデメリットも。十分な換気ができないつくりだったり、どの部屋つくるかという間取りの問題だったり……。ちょっと後悔している、という先輩の声はチェック必須です!!
通路がデッドスペースになってしまう
ウォークインクローゼットを作る際に念頭に置いていただきたいのは、収納するだけのスペースではないということ。ウォークインクローゼットには、人が出入りする通路となる部分が必要なためにデッドスペースがうまれてしまうことも。
湿気がたまりやすいので対策が必須!
間取りの都合で部屋の隅に作られることが多いために、風通しが悪く、湿気がたまりやすい場所になりがちです。
梅雨などの湿気が気になる季節は、サーキュレーターなどで空気の通り道をつくる、除湿剤を設置するなどの対策をしなくてはいけません。また、一度着たスーツなどのなかなか洗わない衣服を、すぐにクローゼットに戻すのも禁物。袖を通した衣類は、汗や外の湿気などの水分を含んでいるため、陰干しをしてからしまうようにしてください。
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第5位 新築一戸建てで後悔したこと「庭」編

家づくりの楽しみのひとつである「お庭」。今すぐにガーデニングをするつもりはないけど、ゆくゆくは……なんて考えている方はいませんか? 前もって家づくりの際にハウスメーカーや工務店に相談をしておいたほうがよいかもしれません。自分たちでいざ始めようとおもったら水道の配管が思ったよりも浅いところを通っていた!……なんて後悔も。ぜひ先輩たちの体験談を下の記事から読んでみてください!
ガーデニングの維持が難しく後悔
ヨーロピアンな可愛らしい外観の理想のお家を建て、せっかくだからとガーデニングも楽しもうと花を植えた。が、半年で次々と枯らしてしまい維持が大変でした!義母や周囲からも驚かれ、また、費用もかかるため気軽に始めたことを少し後悔しています。
家庭菜園のために庭を耕したら配管を壊してしまった
マンション時代から憧れていた家庭菜園のため、祖父母の土地に戸建てを建てました。畑や駐車場の位置をざっくりとしか決めていなかったため、外構工事を自分で手配することにしたんです。引越し後にいざと思って庭を耕した時に上下水道の配管を傷つけてしまいました!庭の真ん中の浅いところにまさか配管が通っていることを知らなくて驚きました。配管は通常、家から最短距離で設置されるため、庭を菜園や池に使いたい場合は、事前にハウスメーカーへ相談しておくことをおすすめします。
第4位 新築一戸建てで後悔したこと「パントリー」編

キッチンの収納スペースといえば、やはり欲しいのは「パントリー」! 絶対に導入したいという気持ちはわかりますが、一度落ち着いて“絶対後悔しないパントリー”作りをしませんか?先輩たちは、棚をどんな高さでつくるのかということや、意外なところではコンセントが必要だった!という後悔の声も。ぜひ先輩たちの体験談を下の記事で読んでみてくださいね。
パントリーにもつければよかった設備が後になって気づいた
「パントリー=食品庫」と思って、要冷蔵ではない缶や瓶、ペットボトル飲料なんかをストックする場所というイメージを持っていました。でも実際はもともとそこまで大量の食品をあまりストックすることってなくてスペースが余っている状態に。そこで調理家電を置いたものの、コンセントも少なくて使い勝手が悪い始末で。最初から調理器具を置く前提で設計を考えていれば、より便利に使えたのかなと後悔しています。
棚は固定にしない方がいいかも
1畳ほどのパントリーに収納力をあげたくて、大工さんにお願いしてスペースいっぱいに作り付けの棚を用意してもらいました。でも棚が固定されていて大きなものが入らず、棚の取り外しができない仕様のため、取り外せて収納するものによって調整できるようにすればよかったと気づき、「収納を増やそうとして逆に不便になった」と反省しています。一般的なレイアウトの良さを実感しています。
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第3位 新築一戸建てで後悔したこと「バルコニー」編

洗濯物を干すのにも、ちょっとした植木を育てるのにもぜひ欲しい「バルコニー」。後悔はなさそうですが、先輩たちの声を聞くと、掃除をさぼって予期せぬ事態になってしまったり、「バルコニー」の定義を知らなかったために、イメージとは違ったものになってしまったりと、意外な落とし穴が……。
バルコニーについて思い込みに気をつけて
「屋根がないのがバルコニー、屋根付きなのがベランダ」という定義をご存じでしょうか。私は「洗濯物を干す屋外スペースには屋根がついているもの」と思い込んでいたため、引っ越してから驚くことになりました。周囲の住宅を改めて見てみると、実際に屋根付きのベランダがある家は少なく、屋根があるのはむしろ狭小地に建つ3階建て住宅が多い印象です。
私も「広めのバルコニーが欲しい」とリクエストしていたのに、いざ雨が降ると洗濯物が濡れてしまい「あ、屋根がなかったんだ」と気付いたのは引っ越し直後のことでした。現在は簡易的な屋根やタープを後付けできる業者を探しているところです。バルコニーを検討する際には、デザインや広さだけでなく「屋根の有無」も忘れずに考慮しておくことをおすすめします。
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第2位 新築一戸建てで後悔したこと「キッチン」編

やはり、家づくりで気になる場所といったら「キッチン」! 毎日使う場所だからこそ、いろいろと気になるし、こだわりたいものです。食洗器や収納、また家電を使用するために必要な「コンセントのアンペア数」での後悔など、家を建てたからこそ知りえた悩みの種が続々! こんなことで後悔することがあるんだ……なんて驚いてしまうかもしれません。後悔しないキッチンを作るためのポイントもご紹介!
食洗機がなければ収納も増えたかも
賃貸マンションにはあまり見かけない「食洗機」。建売住宅に標準装備されていた引き出し型の食洗機を使ってみましたが、以前の据え置き型に慣れていたため使い勝手に戸惑いました。サイズも子供が巣立った時に夫婦二人だけになったらこんな大きさは必要ない可能性があると感じ、収納に充てた方がよかったと思うこともあります。結果的に「据え置き型の方がよかった」と感じていますが、建売のため選択肢はなかったんですよね。
コンセントのアンペア数は考慮しよう
家を建てる際にアンペア数を気にせず「一般的な仕様」でお願いした結果、カウンターキッチンで複数の家電を同時に使うとブレーカーが落ちてしまうことがありました。例えば朝の忙しい時間にケトルや電子レンジ、トースターを使いたい時に使用制限がある感じです。これは本当にストレスで、電気代は上がるかもしれないけれどアンペア数を上げたいと今では考えています。
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第1位 新築一戸建てで後悔したこと「半地下」編

1位を飾ったのは「半地下」にしたがゆえの後悔!
「半地下」といえば、さまざまな場面で話題に上がることも多くありましたが、スペースの有効活用できる間取りということで、導入を考える人が多いようです。狭い土地でもスペースを確保できる! 在宅勤務の書斎スペースにピッタリなどなど、一見便利に見える半地下のスペース。しかし、結露が気になる、災害のときに不安になるなど、半地下だからこそのお悩みポイントが……。一般的な間取りではないからこその先輩たちの後悔をしっかりと知って、ぜひお家づくりに生かしてくださいね!
結露が気になってお客様をお招きできない
傾斜地に建てた一戸建てで、1階は半地下のコンクリート造りになっており、リビングからは谷側の景色が楽しめます。しかし、夏場にアイランド型キッチン背面のコンクリート壁に結露が発生し、壁紙が変色・カビの原因となってしまいました。クーラー使用や高湿度が影響していると考えられ、換気には配慮したものの、断熱の工夫不足を後悔しています。
(Aさん・地元工務店に依頼して注文住宅を建築後5年)
災害被害のニュースを見てから雨が降るたびに不安になる
建坪の都合で2階建てでは個室が狭く、3階建ては階段が大変だと悩んでいたところ、設計士から半地下の寝室やスキップフロアを取り入れた間取りを提案され採用しました。結果、生活動線や快適性に満足していますが、近年の台風や浸水被害を考えると半地下の寝室に不安を感じており、災害時のリスクが心配になっています。
(Bさん・地元工務店で注文住宅建築後10年)
家にまつわる後悔を、ランキング形式でご紹介しました!
いかがでしたでしょうか?これからの人生を共に過ごしていくマイホーム。少しでも後悔がないように、たくさんの先輩たちの体験談を踏まえて、ご家族が納得のいくものを作り上げてくださいね!
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