住宅購入の買い時は?価格の高騰や購入タイミングについて解説
1157 view
突然ですが、住宅購入は今がおすすめです。皆様は住宅購入を考えたことはありますか?アイダ設計のコラムを読んでくださっているということは、一度くらいは考えたことがあるのではないかと思います。
ですが、検討したものの一体いつ購入するのがいいのかが分からず、先延ばしになってしまうことが多いのでは、ないでしょうか?そんな皆様になぜ今が良いのか、このコラムを通してお伝えしていきたいと思います。
私たちの周りで起きていること
初めに、住宅に限らず世の中は怒涛の値上げラッシュですね。私も欲しい化粧品が値上げしてしまい、なかなか手を伸ばすことができていない状態です。そんな世の中ですが、果たして住宅業界では具体的に何が値上げしているのか、何が原因で住宅の価格が高騰しているのかをお伝えしていきます。
ウッドショック長期化による木材価格上昇
アメリカではコロナ禍によって、マイホーム需要が高まり国内消費が増加。結果、木材輸出量が減少することに。アメリカに限らず、コロナによる感染症拡大によって木材産出国の製材工場がストップしている状態…。また、ロシア・ウクライナ情勢がウッドショック長期化の要因の一つとなっています。
ここまで読んで、自国でどうにかならないの?と思った方がいるのではないでしょうか。残念なことに…日本は木材のおよそ6割を輸入に依存しており、少しでも量を確保するためには、値上げを受け入れるしかありません。
半導体不足による給湯器・照明などの不足
コロナによって世界的パンデミックが発生。パンデミックが起きたことにより、工場の閉鎖やアメリカと中国の貿易摩擦。また、家電製品などの新たな半導体需要の発生が住宅設備の不足に影響を及ぼしています。
半導体って主に何に使われているの?と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか?具体的にお話しすると上記にも記載している給湯器や照明器具のほかに浴室暖房、温水洗浄便座、エアコンなどに半導体が使用されています。生活していく上で必須なものばかりですね。
円安の加速による木材・鉄などの価格上昇
2022年3月以降、円安ドル高が加速したことにより輸入製品が高騰。国内販売価格の値上げラッシュに拍車をかけています。
戸建て住宅においても建設するための木材・セメント・鉄骨や鉄筋なども値上がりし、大きな影響を及ぼしています。
以上をまとめると…
◆原材料高騰 → 住宅建材の価格上昇
◆原油価格高騰 → 運送費などの価格上昇
◆世界情勢不安 → 生活必需品の値上げ
このように、ロシア・ウクライナ情勢やコロナ問題、円安等の様々な問題が物価の値上げに影響しており、輸入大国である日本の物価は上がり続けているのです。
買い時は?
上記で記載したことによって、住宅業界では値上げが止まりません。
それなら、なぜ今が買い時なの?購入するメリットってあるの?先延ばしでも構わないのでは?と様々な疑問が生まれたと思います。
では、今後のことを考えましょう。今後、これらの一度上がった価格が元の価格に戻ることはあるのでしょうか。むしろ、物の価格上昇・金利の上昇傾向を考えていくと、購入時期を遅らせれば遅らせるほど価格・金利の上昇の可能性が高いのではないでしょうか。いずれにしろ住宅購入は、利便性・居住性・資産性を得られる良い資産形成になることは間違いありません。
そう考えると、一番お得に家を買える時期とは最初にお伝えした「今」なんです!!だけど今すぐに住宅を購入するのは難しいとも思います。購入するならこだわり抜いた家にしたい!できる限り値段を抑えたい!など様々な考えがありますよね。アイダ設計では、皆様に合った住宅をご提案しております。実際に足を運んでいただくこともできますし、そんな時間がない!という方にはVRで確認することができますので、一度アイダ設計でご検討してみてはいかがでしょうか。