どれを選ぶのが正解!? 施工前に知っておきたい「バルコニー屋根」の種類
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洗濯物を干す場所としてはもちろん、ガーデニングやおうちキャンプ、夕涼みを楽しんだりとさまざまな使い方ができるバルコニー。憧れているという方も多いのでは?
せっかくマイホームを建てるなら、利便性はもちろんお休みの日に楽しめる間取りを取り入れたいですよね!
しかしバルコニーを取り付けるうえで、意外と悩むのが「屋根」の存在。
どんな種類があるの? 後付けはできるの? などさまざまな疑問にお答えするために、今回はバルコニー屋根についてご紹介します!
これから施工を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
バルコニー屋根を取り付けるメリットって?
バルコニー屋根とは、2階以上のバルコニーに取り付ける屋根のこと。屋根があることで、急な雨でも洗濯物を急いで取り込む必要がなくなります。
さらに、直射日光を避けることができるので、暑い夏でもゆっくりとくつろいだ時間を過ごせるのが魅力。
バルコニーでお茶を飲みながら読書をしたり、家族でBBQをしたり、おうちプールを楽しんだりという憧れの暮らしも叶えられちゃいます。
オシャレなバルコニー屋根を取り付けたい!
いざ取り付けるとなったら、機能性やデザインを比較してみるのが大事。住居にマッチするバルコニー屋根のタイプを選んでみましょう。
バルコニー屋根にはどんな種類があるの?
アール(R)型:
雨・風の吹き込みを遮ってくれるアール(R)型。屋根の前枠部分が丸いアーチ状になっているのが特徴です。
急な雨からも洗濯物を守ってくれて安心!比較的、どんな住宅にもマッチする屋根のタイプです。
フラット(F)型:
オシャレさを求めるなら、フラット(F)型がオススメ。真っ直ぐな屋根がスタイリッシュな印象に仕上げてくれます。
シンプルで飽きのこないデザインで、モダンな住宅にもマッチするのが嬉しい。アール型のように屋根が垂れ下がっていないので、開放感も溢れる空間になります。
しかし、外部からの視界を遮ったり、雨・風避けに対する機能性は下がります。
ルーフ型(柱なし):
柱がないため、バルコニーを広々と使えるのが魅力のルーフ型。
柱が立てられないようなバルコニーでも屋根を取り付けられる壁さえあれば大丈夫。開放感も感じられるタイプの屋根です。
バルコニー屋根の後付けは可能?
もちろん既存のバルコニーに屋根だけ後付けすることも可能。その場合は、サイズや角度に注意しましょう。一般的に、屋根の軒先が物干し竿の30〜50cm向こう側になるように取り付けるのがよいとされています。
また、屋根の角度も大事な要素。勾配が急だと風の影響を受けやすくなってしまいますが、傾斜が緩いと屋根にゴミが溜まりやすいというデメリットも。
台風がよく来る、雪が積もるなど、お住まいの地域によっても適切な屋根の角度は変わってくるので、リフォーム前にしっかりと検討することが大事になってきます。
バルコニー屋根を取り付けて快適な暮らしを
屋根を設置するだけで、洗濯物が干せるという利便性はもちろん、どんな季節でもくつろぎスペースとしても活用が可能に。一気に用途が広がりますよね。
わが家はバルコニーをどんなふうに使っていきたいのか、どんなデザインの家にしたいのかなどを話し合って、後悔しない家づくりを叶えてくださいね!