新築一戸建てで後悔したこと、キッチンの後悔【トップ7】を発表!
多くの人が初めて! な家づくり。自分たちで色々と決められるんだから……と、こだわりたいポイントもたくさんありますよね。
特にたくさんの人がこだわりたくなってしまうのが、毎日使うことになる「キッチン」。毎日立つ場所だから使い勝手がいい場所にしたい! アイランドキッチンにも憧れている! と、キッチンへのこだわりポイントは人それぞれ。
今回は、「新築一戸建てに関するちょっとした後悔」のなかから、そんなこだわりポイント盛りだくさんのキッチンに関する記事をランキング形式でご紹介!
みんながこだわりたくなるキッチン、先輩たちはどんなことに後悔したのでしょうか?
第7位 キッチンで後悔したこと「ビルトイン食洗器」編
家族分の食器を一気に洗ってくれる「食洗器」! 誰もが一度は憧れるのではないでしょうか。
新築一戸建てを建てるときに導入ができる設備の一つとして、よく見かけるのが「ビルトイン食洗器」。毎日の家事が一つ減る! と嬉しいポイントもある一方で、どうやら面倒なことも付きまとってしまうようで……。
少量の洗い物がかえって面倒くさい
共働きで、子どもたちは小学生が2人です。家事はなるべく時短で!と思い、ビルトイン食洗器も当然設置しようと思って導入しました。我が家は共働きなため外食とか出来合いのお惣菜で済ますことが多く、自宅で食器をあまり使わないんです。時短のために導入したけれど朝食に使用したコップやフォーク程度の少量のもので食洗器を使わないし、家族のライフスタイルを考えて導入を検討すべきだったなと後悔しています。
庫内の清掃、意外と手間です
我が家のビルトイン食洗器は、上から食器を出し入れするタイプです。またこれが結構深さがあって取り外しのできる食器を並べる金具部分を外してしまえば、フライパンでも余裕で入るくらいなんです。容量が大きいと便利だなと思って導入しました。でもひとつ困っていることがあります。それは食洗器の庫内掃除のことです。
庫内掃除用の洗剤とかもあるのですが、どうしても中が白っぽくなってきたりして自分でこすって掃除しなければならなかったりするんですね。しかも引き出して体重をかけると壊れてしまいそうだし、でも手をつかないと一番下の隅の方は手が届きにくいしとで大変なんです。前の部分の蓋が開くだけの据え置き型のほうが、掃除は楽かもしれません。
第6位 キッチンで後悔したこと「床下収納」編
収納場所はいくらあっても困らない! という方も少なくないでしょう。
特にキッチンには、調理器具や保存食など、収納すべきものが集まりがちです。少しでもスッキリさせたい! という方には、床下にたくさんのものがしまえる「床下収納」は魅力的に感じるかもしれません。しかし、そんな床下収納にも落とし穴が……。
夫が落ちて骨折しました……
入居後半年くらい経ったので、一度床下収納を大掃除しよう! と思って収納のケースも取り外して置いていたらコンタクトを入れていない状態の夫が、その穴に落っこちてしまったことがありました。
しかも、脚を骨折してしまって……。床に穴があるようなものなので開けっ放しは注意が必要だと感じました。
ペットボトルを持ち上げようとしてぎっくり腰に
床下収納は、重いものをしまっておくと便利だよ!と聞いていたので、災害用のお水のストックとして、2リットル6本入りのミネラルウォーターのペットボトルを段ボールごと、3箱しまっています。
それはいいのですが、ある日いつものようにいちばん古い段ボールを引っ張り出そうとしたら、かがんだ姿勢から急に力を入れたのがよくなかったのか、ぎっくり腰になってしまいました!
あまりにも重たいものは置かない方がいいこともあるかもしれません。
第5位 キッチンで後悔したこと「ビルトイン浄水器」編
蛇口をひねるだけで美味しい水が出てくる「ビルトイン浄水器」。浄水器というと、なんとなく「高級な物件に搭載されていそう」な雰囲気もありますし、「水道水だって十分美味しい! 」という意見が家族間で出ることも予想されます。家事に直結するなどの設備ではないため、家族間での温度差が出やすい設備の一つと言えるでしょう。
もちろん、導入するメリットも大いにありますが、「もっとこうしていたら……」という後悔ポイントもあるのだそう。
後付けだったら壊れたときもラクだったかも……
最初から、「イマイチ」と思っていたわけではないんです。「やっぱり、いらなかったかな~」と思ったのが、家を購入してから5年が経ったころのことです。
ある日、突然ビルトイン浄水器の接続部分から、ジワジワと染み出るような感じの水漏れが。何時間もそのまま放っておくと、シンクの上の部分が水たまり状態になります。
すぐに水道工事屋さんを呼ぶほどの大量の水漏れでもないので、結局水漏れがはじまってから、そのまま2カ月ほど放置状態なんですが、この5年の間に、正直浄水器そのものに興味がなくなっちゃってて……。
でも、直すとしたらまたそれなりにお金がかかりますよね? 後付けの浄水器にしておけば、壊れたら捨てるだけでよかったのになあってちょっと後悔しています。
特に違いが分からない……
夫が、水にうるさいタイプです。それだからか、「こっちの水はなんだか塩素臭いから、飲み物や氷には絶対ミネラルウォーターを使ってね、お米やみそ汁なんかも。」って。
それで、新築のときにビルトイン浄水器をつけてもらうことにしました。「やっぱり塩素を取り除くと違うなあ」なんて夫は言っていますけど、正直私にはあんまり違いがわからない……。
日本の水道水ってキレイですよね? 直接水を飲むとき用に、ペットボトル用意するだけでよかったんじゃない? ってフィルター交換の時期が来るたびに思っています……。
第4位 キッチンで後悔したこと「勝手口」編
昔ながらの日本家屋や、少し大きめの一戸建てには当然のようにある「勝手口」。一般の賃貸住宅には、ほとんどないものなので、必要かどうかの判断はなかなか難しいところです。ゴミ捨てが便利になる等のメリットも考えられる勝手口ですが、先輩たちはどんなポイントに後悔したのでしょうか?
一戸建てにはついているものだと思っていたけど、戸締りが面倒くさい
家の裏側にすぐ出られる、という意味では便利です。勝手口出てすぐのところに物干し場もありますし。問題が戸締りです。たとえば外出するときは玄関から出入りするんですが、「あれ? 勝手口のカギ閉めたっけ?? 」って不安になるんですよ……。実際閉め忘れていたことも数回どころじゃありません。
勝手口のカギなんか持ち歩かないですし、家の内側から掛けるだけなんで、玄関で「あ!勝手口のカギ見てきて! 」なんて騒いでると「またか」って顔されますしね。勝手口、オートロックにならないかしら、と思っています。
勝手口から冷える
勝手口の扉は軽量アルミサッシです。お客様の目に触れるわけじゃないし、なるべく費用を抑えたかったので、勝手口用の扉のなかでも、一番安いので! ってお願いしました。
値段は玄関用のものと比べると、10分の1以下だと思います。ただ、ちょっとやりすぎたか、ということに気が付いたのが引っ越して初めての冬。「なんだかキッチンだけ妙に寒いな~」と思っていたんですが、原因は勝手口の扉から伝わる冷気でした。あと、気密性もちょっと落ちる感じですね。足元から冷えが伝わってくる感じです。
もう少し年を取って冷えがつらくなってきたら、勝手口の扉、もう少しいいものに変えようと思っています。
第3位 キッチンで後悔したこと「キッチン」編
毎日使う場所だからこそ、作るとなるとこだわりも後悔も絶えないようです……。
自分がどんな風にキッチンを使いたいのか。また、どんなものを収納したいのか……などなど、ご自身の家づくりに重ね合わせながら読んでみてはいかがでしょうか。
アイランド型キッチンで思わぬ後悔……
そうしたら、設計士さんにやんわり「見通しのいいワンフロアですし、背中で気配は十分感じられると思いますよ」って止められたんですけど、すっかり頭が「アイランド型で素敵に料理をする私」になっていたので、押し切りました。
図面を見ているだけでは今ひとつ「狭くなる」ということがピンとこなかったんですが、たしかにキッチンに大きくスペースを取られてしまって、ダイニングテーブルを置いたらリビングに余裕がありません。小さくてもソファを入れるか、真剣に悩んでいます。
キッチンの後悔ポイント、注文住宅・一戸建てづくりの先輩に聞きました!>>
第2位 キッチンで後悔したこと「パントリー」編
キッチンの収納スペースといえば、やはり欲しいのは「パントリー」! 絶対に導入したいという気持ちはわかりますが、一度落ち着いて“絶対後悔しないパントリー”作りをしませんか?先輩たちは、棚をどんな高さでつくるのかということや、意外なところではコンセントが必要だった!という後悔の声も。ぜひ先輩たちの体験談を下の記事で読んでみてくださいね。
パントリーにもつければよかった設備が後になって気づいた
「パントリー=食品庫」と思って、要冷蔵ではない缶や瓶、ペットボトル飲料なんかをストックする場所というイメージを持っていました。でも実際はもともとそこまで大量の食品をあまりストックすることってなくてスペースが余っている状態に。そこで調理家電を置いたものの、コンセントも少なくて使い勝手が悪い始末で。最初から調理器具を置く前提で設計を考えていれば、より便利に使えたのかなと後悔しています。
「新築一戸建てで後悔したこと」の年間トップ10を発表!先輩たちが後悔したことは?>>
第1位 キッチンで後悔したこと「オール電化・ガス」編
家づくりをしていくとなると、一番悩むポイントと言っても過言ではないのではないでしょうか?近年、自然災害が多いことを考えればガスの併用……となりますが、家計のことも考えるとオール電化のほうが安上がりになることも。どちらがいいかは、そのご家庭それぞれ。しかし、一度家を建てると、設備の変更はなかなかに難しいものになります。
オール電化編:暖房器具の選択肢が少ないのが不満です!
子どもが産まれるのを機に一戸建てを購入し、安全面で火災の心配が少ないオール電化にしました。引っ越してくるまでは、お互い実家暮らしで結婚してもしばらく実家に同居させてもらっていたのですが、実家の暖房器具はずっとガスファンヒーターとコタツでした。夏の冷房以外は、エアコンの暖房って使ったことがなかったんです。この家はオール電化なので、ガスファンヒーターは使えません。エアコンの暖房を使っているのですが、ガスファンヒーターに比べて暖まりもいまひとつな気もしています。
オール電化編:IHにしてから、何個の鍋をダメにしたことか
キッチンの掃除が楽になる! と思って、IHのコンロにしたんです。それは確かに楽なんですけど、別の問題が……。それが「鍋がすぐに焦げ付くこと」!
今まで持っていた普通のお鍋は全部捨てて、IH利用可能なタイプに買い直したのに、火力調節が意外と難しいんです。たとえば肉じゃがみたいな、炒め煮するもの。弱火にすると人参やジャガイモになかなか火が通らないし、それならと思って1段メモリを上げると逆に食材が焦げてしまうんです。
ガス編:ガスのほうが、料理がおいしいと信じ込んでいる夫
週末は、自分で料理もする夫なので、キッチン設備を私に全部任せてもらうことはできませんでした。
「IHで焼き魚なんてイメージがわかない」「鍋を動かせないなんて、炒め物はどうするんだ!」って言われたのでガスにしたんですけど。
お友達のお家で、最近は「IHでも焼き魚が美味しくできるグリルがあるのよー」って教えてもらいました。水も入れなくていいから、臭いもほとんど出ないらしいし。昔のイメージのままで、ちゃんと調べなかったので、いいものを逃してしまいました。
ガス編:できるだけ窓を開けたくないんです!
特に何にも考えず、購入した家がにガス併用でした。これまで特に不満もなかったのですが、最近花粉症になっちゃって……。とにかく窓を開けたくないんです! だけど、ガスコンロにしてもガスファンヒーターにしても、火を使っている時はちゃんと換気しないといけないじゃないですか? そんなに長い時間ではなくても、少しでも花粉が入ってくるのがツラいんです。
IHや床暖房なら、空気が汚れにくいって聞いたんですけど、それなら花粉をシャットアウトできたかもしれない……と思って後悔しています。
まとめ
キッチンにまつわる後悔を、ランキング形式でご紹介してきました!家づくりをしていると、「憧れ」や「みんなが便利と言っている」というものに振り回されてしまうこともしばしば……。しかし、それは決して“我が家にとって”の一番であるとは限りません。
ご自身が一番使う場所だから……という気持ちも大切にしつつ、ご家族の意見にも耳を傾けて、みんなが過ごしやすいキッチンを作ってくださいね!
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