新築平屋の費用相場は?予算感とコストを抑えるテクニックを紹介
子どもや高齢者にも暮らしやすい家を実現できることから、近年人気が高まってきている「平屋住宅」。新築住宅を建てるにあたって、将来のことを考えて平屋が気になっている……という方も多いのでは?
とはいえ、日本ではまだまだ2階建ての戸建て住宅が一般的。新築で平屋を建てるとなったときの費用がわかりづらいですよね。
そこで今回は新築平屋の費用相場と、コストを抑えるためのテクニックについて紹介していきます。新築で平屋住宅を建てたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新築平屋住宅の間取り×費用相場とは?
それでは、さっそく間取り別に費用相場を見ていきましょう。
1LDK(12〜19坪) / 800万円
ひとり暮らし、もしくは2人暮らしであれば、800万円ほどで平屋住宅を建てることが可能。LDKが7坪ほど、寝室が4坪ほどのイメージになります。
2LDK(19〜23坪) / 1,000万円
1,000万円ほどの予算がある場合は、19〜23坪ほどの平屋住宅に。LDKが8坪ほど、寝室が2部屋というイメージで、2〜3人暮らしに適した間取りとなります。
3LDK(約26坪) / 1,500万円〜
家族4人暮らしであれば3LDK以上の間取りを選ぶのが一般的でしょう。その場合は、約26坪で1,500万円以上という予算になります。
寝室やLDKのほかにも廊下やホールなどをつくる余裕が生まれてくるので、それぞれのプライバシーも確保しやすくなります。
4LDK(約28坪) / 2,000万円〜
予算2,000万円以上まで出せるようであれば、4LDKの住宅を検討することも可能。5人家族でも生活できる空間になります。部屋数を減らして廊下を広めに設けたり、収納スペースをつくったりということもできます。
5LDK(約35坪) / 3,000万円〜
3,000万円〜ほどの予算があれば、部屋数を減らしてテラスや庭を設けるのも◎ 開放感を感じる家づくりをすることができます。
ここで紹介したものはあくまで目安。希望条件や住居を構えたい場所によっても費用は異なります。上記の間取り・費用を参考にしながら、新築平屋に向けて具体的な資金計画を立ててみてくださいね。
建築費用をコストダウンするための2つのポイント
希望する間取りだと予算を超えてしまいそう……というときには、設計や住宅設備を見直してみましょう。コストを削減することで、理想とする家づくりを叶えられる可能性も!
可能な限りシンプルな設計にする
外観は凹凸のないシンプルな形状にすることで、材料費や施工費を抑えることができます。
また、内装は壁の仕切りを最小限にすることがポイント。個室空間をつくりたいときには、取り外し可能なパーテーションや室内カーテンなどを活用することで、空間も広々と使うことができます。
品質やコスパを意識した設備を導入
システムキッチンやユニットバス、洗面台などの設備を見直してみることも大切。ついついメーカー名にこだわってしまいがちですが、品質や機能面を見て、コスパ重視で選ぶのがオススメです。
また、その設備は生活に本当に必要なものなのかどうかを見極めることも大事。自身のライフスタイルに合った家づくりを考えてみましょう。
予算内に抑えつつ理想とする平屋住宅を手に入れよう!
新築平屋住宅の費用相場と費用を少しでも抑えるためのコツを紹介してきました。
各家庭によって、予算も重視したい部分もさまざま。せっかく家を建てるなら……と、すべてにこだわりたくなってしまいますが、わが家は何を重視したいのかをしっかりと考えたうえで家づくりを進めていきましょう。
今回紹介した内容を参考に、後悔のない家づくりを叶えてくださいね。