茨城県のお役立ち情報
茨城県とは
茨城県は関東の北東部に位置し、東は太平洋に面し、北は福島県、西は栃木県、南は千葉県・埼玉県と隣接しています。温暖な気候に恵まれ、海・山・湖と多彩な自然が広がり、農業や漁業が盛んな地域です。特にレタスやメロンなど農産物の生産量は全国トップクラスで、新鮮で豊富な食材が身近に手に入るため、豊かな食生活が楽しめます。また、茨城県は国土交通省の調査によれば、全国的に見ても一戸建て住宅を持つ方が多い県です。さらに住宅の敷地面積平均は105.11平方メートルと、東京都の64.2平方メートル、大阪府の75.35平方メートルを大きく上回ります。緑豊かでありながら、東京までのアクセスにも優れており、自然環境、経済面、交通利便性がバランスよく整ったエリアです。
茨城県のおすすめのエリア
茨城県に移住する場合、以下のエリアがおすすめです。
つくば市:「研究学園都市」として知られる、筑波大学やJAXA筑波宇宙センターをはじめ、数多くの研究機関が集積している街です。また、市内のすべての公立学校が小中一貫教育を取り入れるなど、先進的な教育環境が整っているため、子育て世帯にも高く評価されています。人口は約25万人を超え、茨城県の中でも人口が増え続けている人気の高いエリアです。東京23区に在住もしくは通勤している方がつくば市に移住し、支援金の対象になる就職先に勤めると最大100万円以上を支給される「つくば市わくわく茨城生活実現事業」などの移住支援が受けられます。
水戸市:徳川御三家の城下町として発展した歴史ある街で、茨城県の県庁所在地として政治・経済・文化の中心を担っています。特に子育て支援が充実している点が魅力で、小・中学校の給食費無償化をはじめ、地域の小学校では特色ある教育を受けられる小規模特認校制度もあります。駅を中心としてショッピングモールなど生活施設や病院、学校が集約される一方、郊外には森林公園や千波湖など自然豊かなスポットも多いエリアです。
古河市:茨城県の西端、埼玉県と栃木県の境界に位置する、移住支援制度が充実したエリアです。東京圏からの移住者に最大100万円の移住支援金を支給する制度や、マイホーム取得時に最大100万円の奨励金が受けられる定住促進奨励金があり、経済的な負担を軽減して移住をサポートしています。また、古河市は「災害が少ない」街として評価が高く、2023年度の市の市民意識調査では、36.7%の市民が災害の少なさを街の魅力として挙げています。
鹿嶋市:茨城県南東部の海沿いに位置する、歴史とスポーツの街です。全国的に知られるサッカーチーム「鹿島アントラーズ」の本拠地であり、市内にはJリーグ屈指の規模を誇るカシマサッカースタジアムがあります。また、鹿嶋市は子育て支援が充実しているのも特徴で、子宝手当の支給や、第3子以降の保育料無償化など、経済的なサポートも手厚く行っています。さらに、市独自の施策として、新小学1年生全員にランドセルを支給しているほか、英語教育特区として小学1年生から英語学習ができるのも特徴です。
茨城県の交通事情
茨城県は県内だけでなく、東京都内への通勤もできる交通の便が良いエリアです。東京へのアクセスは、県南から約45分、県北から約2時間のため、テレワークや二拠点居住にもぴったりです。電車では、東京駅からJR常磐線特急ひたちに乗れば水戸まで約1時間15分、秋葉原からつくばエクスプレス快速を使えばつくばまで約45分です。また、県内ではJR水戸線、JR常磐線、つくばエクスプレスの3つの鉄道路線や、市バスなどの公共交通機関が充実しており、県内での移動もしやすい魅力があります。また、茨城空港からは国内の各エリアへと飛行機が飛んでおり、札幌までは約1時間30分、神戸までは約1時間15分、福岡までは約1時間35分で移動できます。交通網も発達しており、常磐自動車道や圏央道が県内を網羅しているのも茨城県の便利なポイントです。車で他県へ向かう場合、混雑しやすい東京都内の道路を避けつつ、東西へと簡単に移動できます。
茨城県のおすすめスポット
茨城県には長い歴史と豊かな自然を楽しめるさまざまな観光スポットや、最先端の宇宙技術について学べる施設があります。中でもおすすめなのが、以下の3つです。
国営ひたち海浜公園:ひたちなか市に国が設置した国営公園で、350ヘクタールの園内は7つのエリアに分かれています。園内には四季折々の花が植えられており、特に春に咲き誇るネモフィラ、秋に紅葉するコキアは有名です。また、園内にはバーベキュー広場や遊園地施設であるプレジャーランドも備えられており、家族で1日楽しめる場所です。
偕楽園:1842年に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が領民とともに楽しむ場として造園した、日本三名園の1つです。園内には約100品種・3,000本の梅が植えられ、春には梅まつりが開催されて多くの観光客で賑わいます。
アクアワールド茨城県大仙水族館:日本一のサメの飼育数を誇る大型水族館で、580種68,000点の生き物が展示されています。イルカ・アシカのパフォーマンスが見られる「イルカ・アシカオーシャンライブ」や、プロジェクションマッピングとともにミズクラゲが漂う「くらげ365」水槽、世界各地の多様なサメが集まる「世界のサメ」水槽など、見どころが満載です。