掃除のしやすい家とは?ポイントを部屋ごとに紹介!
年末に大掃除をする方も多いと思いますが、そんなとき、もう少し掃除しやすい家だったらなあ、と思うことはありませんか?
もし、これから家づくりを考えるなら、掃除のしやすさも考えてプランづくりをしてはいかがでしょうか。
今回は、掃除しやすい家づくりのポイントをご紹介します。
1.掃除のしやすい家とは? ポイントをご紹介!
ここからは掃除しやすいポイントを、部屋ごとに取りあげます。
1-1.リビング
他の部屋にも言えることですが、リビングの間取りは凹凸のない、四角い間取りにしましょう。角が増えればその分、ホコリがたまりやすくなりますし、掃除機をかける手間も増えていきます。
また、家具が多ければ、やはり掃除の手間が増えてしまいます。棚はできるだけ、扉のあるものを。飾り棚やニッチはホコリがたまりやすくなります。
1-2.キッチン
コンロのまわりは汚れが飛び散りやすいため、アイランド型キッチンであってもコンロの前には汚れ防止のパネルを設置しましょう。
コンロの熱や臭いを防ぐために、しっかりとした換気システムを設置することも重要です。油汚れなどが拡散することを防いでくれます。また、コンロはIHにすれば掃除がしやすくなります。
レンジフードはフィルターが掃除しやすいものを。自動洗浄機能付きのものもあるので、こうした製品を選べば、掃除の手間を軽減してくれます。
また、床材選びも考えなければならない部分です。フローリングにする場合なら、キッチンに向いた表面加工がされ、汚れにくいものを選ぶとよいでしょう。
収納は、できれば作り付けに。天井との間に隙間ができる食器棚などを設置すると、天板にほこりや油汚れがたまりやすくなります。掃除もしにくい部分なので、あらかじめ対策しましょう。
1-3.玄関
しっかり収納を設けるのが、掃除のしやすさにつながります。
靴の数にあった靴入れや、玄関収納をつくっておけば、タタキや玄関の周辺に物を置くことが少なくなり、掃除がしやすいでしょう。
また、玄関の近くに掃除機用のコンセントを設けることも忘れずに。玄関タイルも汚れにくいものを選ぶと掃除がラクです。
1-4.トイレ、洗面所、バスルーム
掃除のしやすく汚れのつきにくいトイレ(便器)や洗面台が各メーカーから出ていますし、床や壁も汚れにくいもの材質のものが人気です。
バスルームも、乾きやすくカビになりにくい、汚れがつくにくい浴槽、ゴミを取りやすい排水溝など、さまざまな機能が備えられているユニットバスがありますので、各社で性能を比較してみるのがいいでしょう。
1-5.寝室や子ども部屋
こちらも間取りは凹凸が少なく、収納スペースを十分取ることで、掃除がしやすくなります。
ベッド下は掃除がしにくいポイントなので、ベッド下収納を考えておくのもよいでしょう。
1-6.階段や廊下
やはり角が多いとほこりがたまりやすくなります。階段は踏み板をすべて四角形にして、三角形の踏み板をなくすと、掃除がしやすくなります。
1-7.ベランダやデッキ
意外と掃除が大変なのがベランダやウッドデッキです。床やデッキの素材を水洗いできるものにするといった工夫をしておきましょう。
1-8.窓
天窓や高い位置にある窓は掃除がしにくくなります。こうした作りを避けるのがいいでしょう。
2.掃除のしやすさは家づくりで変わる! 快適なわが家で過ごそう
2-1.できるだけ掃除しやすい家に
いかがでしたか。家は長く住んで手入れをしていくものです。できるだけ、掃除をしやすい家にしておけば、住んでからも快適な家を長くキープできるでしょう。
こうした点を考慮して家づくりを進めてみてはいかがでしょうか。