木造住宅のプレカット工場とは?アイダ設計の茨城工場でオンライン見学会開催中
2019年に、アイダ設計が茨城県坂東市の坂東インター工業団地内に新設した茨城工場。ここでは最新の設備で、木造住宅や建造物に利用される木材の「プレカット」が行われています。
「プレカット」とは、一般的には現場などで行う木材の加工の一部を、工場の精密なカッターで事前に行うこと。これにより、現場の大工さんの負担が減るとともに、木材の加工精度の均一化もはかることができます。
つまり、事前に工場で加工するので、正確な木材の加工ができるということ。
プレカットを取り入れているハウスメーカーはありますが、自社で工場を持ってこれを行なっているメーカーはほとんどありません。
アイダ設計では、自社でプレカットを行うことで、精度の向上やコストカットを行なっているということです。
そんなアイダ設計の茨城工場では、オンライン見学会が開催中。ここでは、ieny編集部が工場に潜入した様子とともに、アイダ設計こだわりの技術がつまった新工場をご紹介します。
※取材は2020年1月に行いました。
1.木のぬくもりを感じられる建物で、家づくりを学ぶ
工場は、一般の方の見学も想定したエリアがあり、新型コロナ感染拡大以前には、見学会も行われていました。
工場に隣接する木造の事務所棟は、木組みが美しい天井をはじめ、ふんだんに木のぬくもりが感じられる建物。
さっそく、アイダ設計の高い木造の技術についても触れられる建物となっています。
工場には見学用通路があり、 大きなガラス窓越しに、稼働している工場の様子がよく見えます。
ここから見るとさまざまな機械が木材加工に活躍しています。
通路のところどころには、目の前の機械がどんな木材の加工をおこなっているかがわかる、木材のサンプルも。
こうした「家づくりの技」を目の当たりにすると、木造住宅をつくるために必要な技術がさまざまにあることを見ることができます。
見学通路の壁側には、木造住宅づくりに欠かせない木材の種類や金具などが展示されています。
アイダ設計の木造住宅がどんな素材でどのようにつくられるのかがよくわかる工場見学会でした!
2.家づくりの技術が集う! 圧巻の工場内部も見学
今回は取材ということで、工場見学では入ることのできない工場の中へも潜入! ieny独占で公開しちゃいます♪
工場には、さまざまな木材加工を自動で行う加工機が並んでいます。どれも最新鋭の機械だそう。
そんな工場の一角で、作業をしている大工さんたちを発見。
最新鋭の機械は細かい加工までミスなく行うことができますが、どうしても機械ではできない加工が出てきた場合は、熟練の大工さんたちが作業しています。
案内の方によると、加工機よりも精度の高い腕をもった方々なのだそう。
迫力のある大きな工場で、次々と柱や梁となる木材が加工されていきます。
その作業を目の前にすると圧巻。こうした木材が組みあがって、木造でも安全で安心な家が出来上がるのだと改めて実感できました。
家の基礎となる木材。みんなが健康に過ごすための家をつくるために、多くの技術とこだわりをつめ込んで加工されています。
3.【オンライン工場見学】安心の家づくりをお家でもご覧いただけます!
今回ご紹介した、高品質と高いコストパフォーマンスを実現するアイダ設計の心臓部をオンラインでもご見学いただけます!
家などを建てる際の木材をあらかじめ切っておく「プレカット工場」。
より多くの人に、アイダ設計のプレカット技術を見ていただきたいとの思いから、一般のお客様向けに公開することになりました!
オンライン見学会では、ご自宅はもちろん遠隔地からでもプレカット工場の様子を臨場感のある360度映像でご覧いただけます。
スマートフォンやPC、タブレットから、いつでもどこでも工場見学が可能です。
また、期間内であれば何度でも視聴が可能。実際の工場見学では入ることができない場所の見学も可能で、間近で木材のカットの様子がご覧になれます。
アイダ設計の家づくりをよりよく知っていただけるまたとない機会となります。ぜひ、ご参加ください!