キッチンインテリアをおしゃれにする方法3選!これで料理が楽しくなる!
雑誌で見るようなおしゃれで洗練されたキッチンに憧れていても、どうやって実現すればいいのかわからないと悩んでいないでしょうか。実は、少しのコツを知るだけで料理が楽しくなるようなおしゃれなインテリアに仕上げることができます。
そこで今回は、キッチンインテリアをおしゃれにする方法や、メインカラーによる印象の違い、キッチンコーディネートでのよくある失敗例をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
キッチンインテリアをおしゃれにする方法3選
キッチンインテリアは以下の3つの方法を意識すると一気におしゃれにすることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
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キッチン家電、用品は統一感を意識する
キッチン家電や調理用具はグループごとにテイストを統一すると、全体的にまとまりが出ておしゃれにみえます。
例えば、冷蔵庫や電子レンジなどキッチン家電はキッチンとの色味や材質を統一する、包丁やまな板・お玉など調理用具は同じブランドのものを使用する、お皿やコップ、保存容器は同じ製品で揃えるようにすると自然とトーンが揃い、ハイセンスなキッチンに仕上がるでしょう。
収納スペースを活用して生活感を無くす
収納スペースを活用してキッチンに置きっぱなしになっているものを隠すようにしましょう。菜箸やラップ、調味料など物が散乱しているキッチンはおしゃれには見えづらいです。 鍋やフライパンなどは仕切りを使って立てて収納する、油や粉もの、調味料はそれぞれ同じサイズのビンに詰め替えて収納するなど、スペースを上手に活用しましょう。
扉付きの食器棚で電子レンジなどの家電も隠せば、ホテルや雑誌に取り上げられるようなワンランク上のキッチンに仕上がります。
ただし、スッキリ見せるために何でも収納していると、スペースが足りなくなってしまうかもしれません。普段から不要なものは小まめに処分するなど、余裕をもって収納することが大切です。
部屋全体と色味を合わせる
壁紙やフローリング・家具などとキッチンの色味を合わせて、全体の統一感を出しましょう。
キッチン家電、用品に統一感を出し、収納スペースを活用して生活感をなくしても、家全体のイメージとマッチしていないと、キッチンだけが浮いて見えることがあります。
リビングやダイニングにあるテーブルやソファと食器棚の色・素材を合わせる、ライトや雑貨とキッチン用品のテイストを合わせるようにすると家全体としてまとまりがでるでしょう。
キッチンインテリアはメインカラーで印象が変わる!
キッチンインテリアはメインカラーによって印象が大きく変化します。ここでは、カラーごとの印象や特徴を解説します。
ホワイト
ホワイトは他の色と合わせやすいため、初心者の方におすすめの色です。採光が少ないキッチンでも光を反射してくれるので、全体が明るい印象になります。清潔感があるのでクリーンで開放的な空間にしたい方にも向いています。 ただし、ホワイトは汚れが目立ちやすい色です。ホコリや調味料の飛び散り・水垢などが付着すると目立つため、毎日の清掃は欠かせません。清掃の手間を減らすには、汚れが付着しても拭き取りやすい素材を選ぶといいでしょう。
ブラック
ブラックは落ち着きと高級感があり、他の色とも合わせやすいのが特徴です。使い勝手のよい色ですが、ブラックの面積が多すぎると無機質で地味な印象になってしまうことも。 ホワイトを差し色にしてモダンな印象にしたり、ブラウンを入れてナチュラルな印象にしたりと、他の色との組み合わせでワンランク上のキッチンに仕上げることができるでしょう。
レッド
レッドは彩度が高く、パッと見たときのインパクトが強いため、キッチンインテリアに取り入れるにはコツが必要です。その反面、レッドを上手に使えば他と被らないおしゃれさを実現できるでしょう。
レッド単色にすると主張が強すぎるため、相性の良い色と組み合わせることが大切です。例えば、ブラックと組み合わせれば全体が引き締まり高級感も出ます。ホワイトとの組み合わせは、レッドの主張を和らげて優しい雰囲気になり、お互いの色を引き立てられるでしょう。
シルバー
シルバーは派手すぎて取り入れにくいと考える人もいるかもしれませんが、実際はさまざまな色に溶け込む扱いやすい色です。キッチン用品や家具もシルバーで統一するとシンプルながら洗練された空間になるため、プロの料理人が使用するキッチンのようになります。 また、キッチン家電はシルバーのものが多いので、家電特有の生活感を出すことなく溶け込ませられます。キッチン家電がどうしても浮いてしまい、コーディネートに悩んでいる方にもおすすめです。
木目調
木目調は木のぬくもりや暖かさを感じられるだけでなく、柄に表情があるため1色でまとめても地味になりにくいデザインです。他の色との相性も良いため、初心者でも取り入れやすい人気カラーの1つです。
床が木目調のフローリングであれば簡単にリビング、ダイニングとの統一感を出せるでしょう。木製の家具との相性もピッタリなので、ナチュラルな雰囲気づくりをしたい方におすすめです。
キッチンインテリアでよくある失敗例
キッチンインテリアは基本を守って取り組んでも、思ったとおりにならない場合があります。よくある失敗例を知って理想のキッチンインテリアを実現しましょう。
理想とは違うインテリアになる
キッチンの完成形をしっかりとイメージできていないと、理想とは違ったインテリアになってしまいます。その時の気分に合わせて家電や用品を選んでいると、全体的に調和が取れず違和感のある空間になる場合もあるでしょう。
キッチンには、「ナチュラル」「モダン」「カフェ風」などさまざまなスタイルがありますが、失敗しないためには、モダンの中でもスタイリッシュモダンにしたい、和モダンにしたいなど、より細かく想像することが大切です。
完成形が具体的に想像できれば、それに合わせてインテリアを選べるため、理想通りのキッチンが完成するでしょう。
見た目を重視しすぎて使いにくいキッチンになる
キッチンの見た目ばかりを重視しすぎると使いにくいキッチンになるかもしれません。アイランドキッチンにしたらシンクが小さくなった、対面型キッチンにしたら通路が狭くなった、大理石調のデザインにしたら汚れが目立ちやすくなったなどはよくある失敗例です。
キッチンは毎日料理をする場所なので、見た目だけでなく機能性も重視して選びましょう。料理中の動きやすさやシンク、作業スペースの大きさ、冷蔵庫や食器棚との導線などは特に意識したいポイントです。
収納スペースが適量ではなくなる
キッチンのデザインを重視するあまり、収納スペースが適量ではなくなる場合もあります。
アイランドキッチンにしたら作業下の収納が少なくなった、全て隠す収納にしたらデッドスペースができてしまったなどで後悔される方もいるようです。また、フライパンや鍋、食器の収納については考えていても、食品や家電、ゴミ箱の収納を考えられておらず、入りきらないということもあるでしょう。
収納スペースが少ないと物があふれて乱雑になり、収納スペースが多すぎると作業スペースが少なくなるなどの弊害が発生します。ものが増えた時に対応できるように、2割ほど余裕を持っておくのがベストです。
まとめ
キッチンインテリアをおしゃれにするには、「統一感を出す」「生活感をなくす」「部屋との色味を合わせる」といったポイントを意識することが大切です。
また、メインカラーによっても与える印象は変わります。ホワイトなら清潔で開放的な雰囲気、ブラックなら落ち着きと高級感のある雰囲気に仕上げられるでしょう。
キッチンインテリアは見た目にこだわって失敗する方が多くいます。見た目だけでなく、料理をする際の機能性や収納スペースにも意識を向けて、総合的にキッチンをコーディネートしてください。