
建売住宅でも完成前なら仕様変更できる?購入前に知っておきたいポイントとは
建売住宅は規格化によって価格が抑えられているから、自分たちの好みで家づくりをするのは難しいと思い込んでいませんか?
実は、建売の物件でも、完成前なら自分たち仕様にカスタマイズ可能な場合があるようです。
注文住宅のように思いのままに家づくりができるわけではないけれど、建売住宅の価格帯で、多少なりとも自分たちの希望を家づくりに採り入れることができたなら、家への満足度はきっと上がるはずです。
そこでどのようなカスタマイズが可能なのでしょうか?いくつか紹介します。
外観の変更
大きなモデルチェンジは難しくても、外壁の色や屋根材、玄関ドアの変更が可能な場合があります。
外壁は、家の印象を大きく左右し、 ハウスメーカーによっては色やスタイルのバリエーションをいくつかラインナップされている場合があります。
建築前であれば、その中から選ぶことができるというわけです。
内装・インテリアの変更

間取りの変更は難しくても、壁紙(クロス)やフローリングといったインテリアの色をカスタマイズができる場合もあります。
壁紙やフローリングは、居室の雰囲気を決める重要な要素。たとえば、同じフローリング材でもダークカラーなら落ち着いた雰囲気に、ライトカラーなら明るいお部屋にと演出することができます。
住宅設備を変更
システムキッチンやユニットバス、洗面台といった住宅設備も、建築前なら好みの設備に変更できる可能性が高いです。標準仕様内で、設備の種類のバリエーションを用意しているハウスメーカーであれば、その可能性は高まります。
照明器具やコンセントなどを変更

好みの分かれる照明や、暮らしの導線に直結するコンセントの位置と数。暮らしやすさを追求するなら、実はこだわりたいポイントです。
建築前、資材調達前なら変更や増減ができる場合があるでしょう。なお、コンセントの数を増やす場合は追加費用の可能性もあります。
建売住宅でも“わが家らしさ”を叶えよう!
建売住宅は、家事動線や安全面・快適性などハウスメーカーの家づくりのノウハウが詰まった家です。さらに完成前なら、現物そのものを見て決めることはできない代わりに、規格化によって価格を抑えた建売住宅で家づくりの楽しみを味わうことができるというわけです。
しかし、完成前の建売といえども全てのハウスメーカーで仕様変更が可能とは限りません。また、同じような更地に見えても住宅建築の手続きの進捗度合は状況によってまちまちです。タイミングによって、仕様変更が無理な場合もありますので注意しましょう。
よく読まれている記事
関連オススメ記事
人気記事ランキング
同じカテゴリーの記事
