建売住宅でもおしゃれにしたい!個性的な住まいを実現する3つのポイント
建売住宅と注文住宅を比べた際に、建売住宅では「自分たちの希望・要望を詰め込めない」と考えている人は多いのではないでしょうか。
確かに、注文住宅に比べれば自由度は制限されますが、オプション等をプラスしたり、有名建築家のデザインを取り入れた住宅を選んだりすることで、質の高い住まいに暮らすことは十分可能です。
この記事では、予算等の都合から注文住宅が難しく、建売住宅の購入を検討している方向けに、建売住宅をおしゃれに楽しめる選択肢についてご紹介します。
1.ポイント①:一般的な建売住宅に「おしゃれさ」を感じにくい理由を知る
一般的なデザインの建売住宅に、多くの人がおしゃれさを感じにくい理由としては、以下のようなものが考えられます。
間取り・雰囲気が画一的
建売住宅は、多くの家族が暮らしやすい普遍的なデザインの実現を目指しています。土地を効率的に活用するため、リビングや和室・洋室の配置が規格化されていることから、どの住宅も代わり映えしない印象になりがちです。
一概にはいえませんが、世間一般・主流の価値観を含めた最大公約数的なデザインを実現することによって、価格を安くして多くの人に住んでもらうのが建売住宅です。
もちろん、限られた制約の中で、ハウスメーカーや工務店はより魅力的な住宅・プランを提案し続けています。しかしながら、自分の理想を追求できる注文住宅に比べると、どうしても画一的な印象を与えてしまうことは否めません。
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白を基調としている
賃貸住宅のリノベーション等でも見られますが、建売住宅の多くは、壁や天井がホワイト・いわゆる白を基調としたデザインです。白を基調としている部屋は、総じて安心・無難な印象を与えるため、居住者が誰であっても違和感なく暮らせるようにするためには、そのようなデザインが望ましいといえます。
建売住宅は、基本的に特定の人向けに販売する商品ではないため、誰にとっても住みよい家に設計する必要があります。アクセントをつけるには、家具の色合いやデザイン・配置等を工夫しなければならず、インテリアコーディネートに自信がない人にとっては負担に感じられるかもしれません。
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収納スペースの少なさ
建売住宅にも、一定数の収納スペースは存在していますが、リビングなどに収納を設けていないケースも多く見られます。収納家具の選定に失敗すると、リビングがモノであふれてしまうこともあり、住んでから後悔する人も少なくありません。
住み始めてから収納家具を用意する場合、全体のインテリアのバランスを考えて配置しないと、景観を損なう場合があります。逆に、必要十分な収納を備えている室内は、どこかまとまりのある雰囲気に感じられるでしょう。
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2.ポイント②:いい意味で「建売住宅らしくない」外見を選ぶ
建売住宅の中には、比較的よく見られるデザインの外観ではなく、エッジの効いたデザインの外観の家も見られます。いい意味で「建売住宅らしくない」住宅の特徴としては、以下のようなものがあげられます。
外壁素材にこだわりがある
多くの建売住宅で採用されている外壁素材は、窯業系サイディングと呼ばれる、セメント質・繊維質を主な原料として板状に形成したものです。しかし、一口に外壁素材といっても、トタン・レンガ・左官仕上げなど様々な種類があります。
建売住宅を探す際は、自分たちが気に入った外壁素材を選ぶだけでも、満足度が高まるはずです。
開放感のあるデザイン
開放感のある建売住宅は、家にいながら外の空気や太陽の光を全身で感じられます。家がそれほど広くない場合でも、窓の数や場所に工夫があると、住人が感じる開放感は段違いです。
天候の影響を受けにくいインナーバルコニーや、洗濯物などを干すのに便利なサンルームが設けられている住宅も、開放感のある暮らしを具体的にイメージしやすいでしょう。
カラーリングが斬新
逆に、あえて「白だけ」の外壁にするなど、一目見て住宅に見えないような外観は、さながらリゾート地のヴィラのようです。シンプルなカラーリングが、逆に個性的になる場合もあることを知っておくと、選択肢が増えるでしょう。
※ヴィラとは?……ヴィラ(Villa)とは、自分の別荘のように過ごせる宿泊施設のことを意味します。 平屋建ての一軒家の場合が多いです。
参考:Trip it Easy【【海外ホテル用語集】ヴィラとは?】
https://hotels.his-j.com/ct/tripiteasy/post-6970/
3.ポイント③:室内は「間取り」と「空間」に注目
おしゃれに暮らすための家を探すなら、自分たちのイメージを具体化できそうな間取りを選びましょう。特に、空間にゆとりを感じられると、素敵な室内空間の実現につながります。
機能的な間取り
新型コロナ禍を経て、玄関周りに靴や傘などを収納できるシューズインクローク、リビング・ダイニングに入る前に手を洗える洗面室などが人気になっています。どこで・何を・どんな順番で行うのか、居住者が想像しやすい環境は、家電の配置やインテリア選びのコンセプトを決めやすくなります。
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広く感じられる空間
吹き抜けや高天井など、室内空間が広く感じられると、目線の抜けが良くなり採光にも役立ちます。シーリングファンを取り付けることで、おしゃれと空調効率の向上が見込めるでしょう。
デザインと収納の両立
室内のデザインが収納を兼ねたものになっていると、暮らしやすいだけではなく、インテリアを配置する際にスッキリします。例えば、リビングに収納のある畳スペースが設けられていたり、天井裏にロフトがあったりすると、デザインと収納が両立できます。
4.アイダ設計の「いろどりアイタウン」でおしゃれに暮らそう!
ここまでお伝えしてきた通り、基本的に建売住宅は画一的なデザインの住宅が多く、おしゃれな住宅を探すのは決して簡単ではありません。しかし、アイダ設計の分譲住宅「いろどりアイタウン」では、建売住宅の画一的なイメージにとらわれない、様々なプランをご提案しています。
パターンオーダー住宅
パターンオーダー住宅は、分譲住宅でありながら、多彩な間取りの中から希望の住宅を選ぶことができます。自分たちの好みを反映させながら、注文住宅に比べて手間やコストを抑えられるのが特徴です。
セミオーダー住宅
分譲住宅・注文住宅の建築実績が豊富なアイダ設計では、基本となる外観・間取り・設備・カラーの中から好きなものを選んで組み合わせられる「セミオーダー住宅」もご案内できます。他のプランでも同様ですが、単調な印象を防ぐため、LDKにアクセントクロスを貼るなどのオプションを選択することも可能です。
D-STYLE
D-STYLEは、アイダ設計と建築家のコラボレーションによって実現した、高い付加価値のある分譲住宅です。邸宅のような外観と、心地よいコントラストと緊張感に包まれた内観のバランスが絶妙です。
5.まとめ
一般的な建売住宅は、間取りや雰囲気が画一的などの理由から、おしゃれな住宅で暮らしたい人にとってはあまり向かないとされます。しかし、建売住宅の中にもこだわりが感じられる住宅は一定数存在しており、ポイントを絞って探してみると、良い物件に巡り合えるかもしれません。
おしゃれに暮らせる家を見つけるためには、間取りと空間に注目すると、その後の暮らしが具体的にイメージしやすいでしょう。あらかじめ決まったパターンの中から、自分や家族が希望する間取り・設備などを選べるプランなら、より自由度の高い住宅選びが可能になります。
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