目指せ家事ゼロ!? 一戸建てに取り入れたい家事を軽減する設備を紹介
毎日の家事は本当に大変ですよね。
もし、これから一戸建てを新築するなら「持続可能な共働き」の実現を目指して、家事を減らすための設備を導入したい! それも“ちょっとラクになる”ではなくて“家事ゼロ”になるくらいのインパクトのある効率化を目指したい!!
こんな要望をお持ちのご家族が増えています。
毎日のちょっとした負荷をできるだけ軽くすることを目指して、家電・設備も日々進歩しています。そこで今回は「家の設備で目指す家事ゼロ」の構想を練っている方ににぴったりな設備をピックアップして紹介します!
大容量パイプハンガーラック型収納で洗濯後の「畳む」をやめてそのまま収納
家族の人数が多いほど時間がかかり、放置すると家の中があっという間にごたつく家事といえば「洗濯物をたたむ作業」だと感じる方は多いのではないでしょうか。
この「たたむ」という作業を一気に軽減するのが大容量の「パイプハンガーラック」を使った収納スタイルです。
洗濯物を干した後、ハンガーから外さずそのまま放置、もしくは収納部屋に直行することで「畳む」作業がパスできます。乾燥機を使うご家庭でも乾燥が終わった後、ハンガーに吊るせばシワが伸びてアイロンがけの手間も減らせますよ。
ハンガー収納にすることでもう一つラクになるのは、衣替えの手間がほとんどいらなくなることです。暑かったり寒かったりする微妙な時期、衣替えのタイミングに悩む方も多いと思いますが、そのままかけておくだけでOKですよ。
全自動おそうじファン付きレンジフードで「大掃除の重圧」から解放
油と埃がたっぷりついているレンジカバーや、レンジカバーでは防ぎきれなかった汚れの掃除は、“やりたくない”という気持ちが大きくなって億くうになりがちですよね。
レンジフードの掃除がイヤで、簡単な時短料理で家族も喜ぶメニュー「揚げ物」を避けていませんか? そんな方にオススメなのが「全自動おそうじファン付きレンジフード」です。
Panasonicの全自動おそうじファン付き「ほっとくリーンフード」なら、10年使ってもファンにつく汚れが従来型フードの10分の1。しかも、油がたまる「ラクウォッシュプレート」と「リング」は食洗機に入る大きさで、1年に1度洗うだけ。さらに、ファンの掃除はなんと10年に1回で大丈夫! 手入れが簡単なシステムキッチンを開発しています。
参考:Panasonic システムキッチン:ほっとくリーンフード
下記では、キッチン設備の適切なメンテナンスタイミングを解説!
新築キッチン、何年後に交換が必要? 住宅設備のメンテナンス方法を解説
床暖房と複層ガラスでメンテや燃料補充、毎日の湿気、カビ対策が不要に
「寒くなってきたから、屋根裏収納にある暖房器具を出さなきゃいけないけれど、出すのが面倒くさいし、去年の収納時は掃除をきちんとしなかったから使えるか心配……」「朝起きると掃き出し窓のガラスが結露でびしょ濡れ、しかも窓枠は結露のせいで黒ずみ、カーテンにはカビらしき点々が……」
冬支度も、毎日の細かいメンテナンス作業も面倒なのが「冬の寒さ対策」ですよね。でも、暖房機器の基本を床暖房にし、熱を伝えにくい複層ガラスにすることで暖房機器のメンテナンスや灯油の補充、窓ガラスの拭き掃除などの細かい家事を一気に「ゼロ」にできますよ。
夢のお掃除機能付き浴槽で毎日好きな時に入浴できる!
「急いで子どもをお風呂に入れたいけれど、昨夜は疲れてお風呂掃除ができなかった!」「お風呂掃除のたびに服が濡れたり、濡れるのがイヤで服を脱ぐのも面倒。第一、冬は寒くて……」こんなお悩みを一気に解決するために開発されたのがTOTOの「おそうじ浴槽」です。
お風呂上りにお風呂のふたを閉め、スイッチを入れるだけ。自動で排水し、洗剤を吹き付け、ノズルからお湯を勢いよく噴射することで浴槽を自動掃除する仕組みです。なんと洗剤の補充は月1回程度でOKという便利さ。
しっかりしたお掃除は「週に1度」程度で済むとあって、平日の家事負担をゼロになるのは魅力的です。
参考:TOTO「おそうじ浴槽」
ビルトイン浄水器→水の補充と買い出しが不要に
料理や飲み物用にはなるべくミネラルウォーターを使いたいけれど、定期便の受け取りや在庫管理も大変だし、重い荷物になると思うと買い出しするのも大変ですよね。でも、ビルトイン浄水器なら残量や在庫も気にせず、いつでも浄水を使うことができます。
家事の大変さは「細かいタスクがいくつも積み重なっていて、覚えておかなければならないことが多いこと」にもあります。小さなタスクを一つでも減らしていきましょう!
自動調理モード搭載のコンロ → 細かい火加減を気にせず調理の手間削減
電気調理器や全自動オーブンなど、料理に関する時短家電はどんどん進化しています。とはいえ、やっぱり直接「火にかける」調理の美味しさも味わいたいですよね。なんと、最先端のガスコンロはメニューごとに自動で火加減を調整し、料理を仕上げる「自動調理モード」機能があるんです。
焼き餃子やハンバーグなどは生焼けだったり、逆に焦げてしまったりといった失敗をしがちですが、このコンロなら安心です。また、火を使っている間、付きっきりで火加減チェックをしなくて済むのでほかの料理に手を付けらますし、片づけなどを同時進行すれば食後の家事もラクになります。
「家事は手を抜きたいけれど、料理は美味しいものが食べたい!」という方はぜひ検討してみては?
最新設備は高価すぎる?
今回ピックアップした設備のなかには、導入費用が数十万以上と高額なものも。ただでさえマイホーム購入はお金がかかってしまうため、すべての最新設備を導入するというのはなかなか難しいというのが一般的でしょう。
今までの生活の中で「どうしてもイヤな家事」「時間がかかりがちな家事」にターゲットを絞り「どんな設備を取り入れると毎日の生活がラクになるのか」を話し合って上手に取捨選択してくださいね!